外国人観光客の踏切事故 全国各地で

各地で相次ぐ外国人観光客の踏切事故。

今年1月には北海道小樽市の線路で、海の撮影をしていた中国人の女性が、列車にはねられ死亡。

現場の駅周辺は中国映画などのロケ地として知られる場所でした。

また、神戸市でも今年1月、踏切内で立ち止まっていた中国人の女性2人が電車にはねられ死亡。

2人は誤って踏切内で信号待ちをしていたとみられています。

「いまクラクションが鳴らされています」「踏切内で並んで写真を撮っていますね」

看板や柵の設置でも・・・線路内に入る観光客あとを絶たず

コロナ禍のあと、急増するインバウンド。

オーバーツーリズムに伴う外国人観光客の迷惑行為が観光地で相次いでいます。

RKB 馬場遼之介記者
「踏切には複数の言語で書かれた警告板が設置されています」


これまで看板で注意を呼びかけるなど対策を行ってきた陶山神社。

さらに柵やフェンスを設置しましたが、線路内に立ち入る外国人観光客は後を絶ちませんでした。

陶山神社 宮田胤臣 宮司
「線路の前まで行って入らないように見てて注意しながらも、注意してる後ろで入られるので。日本語で説明してたら、分からないとか、全然日本語しゃべれないっていう風な格好のジェスチャーをされたりするので」