西鉄は20日、クレジットカードでタッチ決済ができるアプリケーションを7月から試験的に導入すると発表しました。インバウンド客の利用拡大を狙います。

西鉄の林田社長は20日の会見で三井住友カードが提供する総合交通アプリ「パスケース」を7月1日から試験導入すると発表しました。
パスケースをダウンロードしてクレジットカードを登録しオンライン上でチケットを購入すれば、登録したクレジットカードを改札の専用端末にかざすだけで電車を利用できます。
今回対象となるのは、西鉄福岡駅から太宰府駅までの区間の1日フリー乗車券です。
この区間は外国人や観光客の利用が多く、アプリは英語や韓国語、中国語にも対応しています。

西鉄 林田浩一社長
「インバウンドのお客様が更に増加して利用が増えていくのではないかと期待しています」
西鉄は、1年間試験導入して結果を検証し対象となるチケットの拡大などを進めたいとしています。







