難聴と失明のおそれ告げられ

千尋ちゃんは生後7か月のころ、皮膚の症状に難聴が重なるHID症候群と診断されました。
さらに生後9か月のころには角膜炎の症状が加わり失明するケースもある「KID症候群」と診断されました。
「KID症候群」の発症は100万人に1人と言われています。

千尋ちゃんの母 満生雛子さん
「言葉を失ったよね。100万人に1人ってどういうことみたいな。お互い言葉を失ってたから、帰りも車の中でほぼ無言。悲しいとか通り越して無言みたいな感じで帰ってきたよね」

千尋ちゃんの父 満生仁さん
「目が角膜炎になって見えなくなるかもしれないと言われたときは、さすがにショックでどうしたらいいかなというのは、けっこう考えていましたね」