28日未明、福岡県嘉麻市の木造平屋建ての住宅で火事がありました。エアコンのコンセント付近から出火したとみられています。

28日午前1時半ごろ、嘉麻市平の住宅で「家の中が燃えている。逃げ遅れはない」とこの家に住む68歳の男性から119番通報がありました。火は約1時間半後に消し止められましたが、木造平屋建て住宅の天井や壁などが焼けました。

この家には、68歳の男性と妻が2人で暮らしていましたが、男性は避難して無事で、妻は不在だったためでけが人はいませんでした。

警察によりますと、男性は、「エアコンの暖房をつけたまま就寝した」と話しているということです。エアコンのコンセント付近が激しく燃えていたことからエアコンのコンセントから出火したとみて警察と消防が火がでた原因を詳しく調べています。

火災の安全対策について東京電力は、「寒い季節には結露によりホコリが湿気を含み、トラッキング現象が発生しやすくなる。定期的にコンセントから電源プラグを抜いて、乾いた布などでチリやホコリを取り除いてほしい」と注意を呼びかけています。