14日は「スポーツの日」、かつては「体育の日」と呼ばれていました。佐賀県で開催中の「国民スポーツ大会」も、去年まで「国民体育大会」でした。今多くの名称から「体育」という言葉が消え「スポーツ」に代わっています。一体、なぜでしょうか。
夜に競技実施アルコール販売・・・「国スポ」になった「国体」

佐賀県で開催中の「国民スポーツ大会」。1946年の第1回大会以降、去年まで77回にわたって「国民体育大会」として開催され、「国体」の愛称で親しまれてきました。

レスリング男子 グレコローマンスタイル60キロ級 文田健一郎選手「『国スポ』に今回変わったということで新しい取り組みも名前だけではなくてスポーツを身近に感じられる…」

今年は、名称が変わったことに伴い「新しい大会」と位置づけて、一部の競技を夜に実施するなどこれまでになかった取り組みが行われています。

SAGA2024競技運営チームリーダー 川原恵さん「会場によってはアルコールを販売してアルコールを楽しみながら試合を観戦していただけるような環境にしました。あとはメダルを作成して選手の方々にメダルを授与する取り組みも行っています」

「国体」から「国スポ」へ。

2018年にスポーツ基本法を一部改正してまで大会名を変更したのはなぜなのでしょうか。