暑い夏 熱中症の疑い増加

福岡県によりますと、今年、熱中症の疑いで病院に運ばれたのは、きのう時点で4094人。
去年の3573人を大きく上回っています。
レジャー施設も明暗

福岡市東区の海の中道サンシャインプールはほぼ例年通り、およそ19万人が訪れましたが、太宰府市の「だざいふ遊園地」は例年の来場者数と比べて1割ほど減りました。

一方、来場者が増えたのはマリンワールド海の中道です。
7月は前年比118%の12万人、8月は前年比108%の19万人でした。
糸島市の白糸の滝は、7月は去年より1万4000人増、8月は集計中ですが、前年を上回る人が訪れたということです。

九州経済調査協会は「今年の夏は特に炎天下を避け、博物館や水族館などの屋内型レジャー施設や水辺空間など涼しさを求める傾向が強まった」と分析しています。