目指すは”愛されキャラ”団長

RKB小松勝「東筑高校応援部の練習場、視聴覚教室が球場のように盛り上がっています」

「は~い、学生注目!ついに夏大が始まったぞ~これで自分も最後の試合となる~」

野球部の夏の大会初戦を目前に控えたこの日、応援部の部員たちは過去の試合映像に合わせて観客席での動きを確認していました。

初戦は吹奏楽部が不在のため、応援部による「口ラッパ」でリズム作っていきます。

「引いた後もしっかり強く出すということを意識して」
「はい!」

Q.団長はどんな人?
アドバイスを受けた応援部2年 渡辺眞奈さん「すごくやさしくて、指導する時も、演技の切れもすごいのでわかりやすく説明してくださって。絶対に梅原さんを引退させないように全力で取り組んでいきたい」

応援部1年 片岡紅希さん「みんなを引っ張っていくのが本当にうまくて、『梅原さんみたいな団長になりたいな』と」

後輩が厚い信頼を寄せる団長の梅原さんに、人を引きつける秘密を聞きました。

梅原虎大さん「自分で言うのも何なんですけど、いじられキャラじゃないけど、愛されるキャラでありたいなと思います」

「頼ってもらえたから全力で尽くす」

「このへんは結構、去年全校生徒の前でやっているやつですね」

梅原さんは、お笑いのネタをメモに残しています。5回終了後のグラウンド整備中に応援席で披露し、盛り上げるためのものです。

梅原虎大さん「お笑いが好きで、(これまでに披露したのは)30は超えているんじゃないかなと思うんですけど」

小学校の運動会でも応援団長を努めたという梅原さん。「幼いころから人前に出ることが好きだった」と言います。

梅原虎大さん「目立ちたいから人の前で動いていたら、目立つ分いろいろな人から、あれやってよ、これやってよ、と。それがきっかけで頼ってもらえるようになって、頼ってもらえると(こちらも)うれしいから全力で尽くして、と。さらにきっかけになっていたんだろうな」