競技を始めるきっかけは「靴紐」の販売会社に勤めていた父親

陽菜さんがスピードスケートを始めたのは小学2年生のころ。

父親が経営する靴紐の販売会社でスケート用の靴紐を取り扱うことになり、父親と一緒にリンクまで行ったことがきっかけでした。

大原陽菜さん
「お父さんがスケートの靴の紐も作ってみようかなとなってからそこで(当時の)コーチに会って始める事にしました」
「かっこいいなと思って実際にみてみたら」

始めたばかりの頃は氷の上に立つことさえできませんでしたが、その才能はすぐに開花します。

スケートを始めてわずか1年、小学3年生の時に全国大会で優勝を果たします。

その後も、各大会で優秀な成績をおさめ、今年3月に行われた15歳以下の全国大会でも500メートル、1000メートル、1500メートルのすべてを制しました。

古賀あやコーチ
「天才ですね」
「とにかく一定のスピードで滑らすと永遠と速くずっと滑れるんで、小学生の時から日本のトップを争うような男子のトップ選手について走れるくらい持久力と気持ちの強い子ですね」