16日、福岡県では土地の取引価格の目安となる「基準地価」が発表されました。
福岡市とその周辺では、10年続いた地価上昇に変化が見えはじめ、勢いが徐々に落ち着きつつあります。
住宅地 上昇率1位は東区箱崎3丁目

RKB 和田有加 記者
「住宅地で最も上昇率が高かったのが東区箱崎のこのあたりのエリアです。すぐ近くには商業施設もあり、九大跡地での再開発への期待が地価を押し上げています」
福岡県が発表した今年7月1日時点の「基準地価」。
調査は、県内の922地点で実施されました。

「住宅地」で上昇率が最も高かったのが九州大学箱崎キャンパス跡地の再開発が進む福岡市東区箱崎3丁目。
価格は1平方メートルあたり34万円で前の年より13.3%上昇しました。
戸建てとマンションが立ち並びJR箱崎駅と地下鉄箱崎九大前駅が徒歩圏内。
跡地には今年5月、国道3号と県道を結ぶメイン道路が整備されるなどさらなるアクセス向上が期待されています。

近くに住む住民
「地下鉄とバスはすぐ近くにあるのですごく使いやすいです。便利、めちゃくちゃいいです。住み心地いいです。もう少し緑が多くなればいいなと思いますけど」