救急車を呼ぶ時のポイント
消防庁によると、今年に入って福岡県内で熱中症により救急搬送された人は6月16日時点で303人、うち51人は学校などの教育機関から運ばれています。

授業では、熱中症で生徒が倒れた際の対応についても学びました。

教員「今から救急車を呼ぶので安静にしておきましょう」

北九州市消防局 高度救急隊員「何歳で性別は?どういう症状ですか?」
教員「中学校の体育館で立ちくらみがして今動けない状態」
やりとりを通して、救急車を呼ぶ際のポイントを聞きます。
北九州市消防局 高度救急隊員「救急車は中学校までは来れますけど校舎の構造は知らないので、正門などに先生や誘導者をつけてもらうとすばやく対応できます」
北九州市では7月中旬までに11の小中学校でこの特別授業が実施される予定です。

3年生の生徒「水分と塩分をとればいいというのはわかっていたんですけど、とるタイミング事前にとればいいということを知らなかったので、印象に残りました。

北九州市立八幡病院 伊藤重彦 名誉院長「熱中症について今から準備しようと思っている時期に実は梅雨の時期は熱中症の発生件数が多い。熱中症対策ど真ん中に行って欲しいときょう講義した」