精神疾患で休職 過去最多の6539人に

Aさんのように精神疾患によって休職する人が増えていて、2022年度は全国の公立学校で6539人に上り、過去最多となりました。

福岡県内で教員のカウンセリングを専門とする医師は「年々、子供や保護者に向き合う時間が長くなり、教員の疲弊につながっている」と話します。

福岡聖恵病院 十川博 副院長・心療内科部長
「教職員の方は色々な肉体的な労働もあると思うが、色々な感情を使う。お子さんたちに対しての色々なお気持ち、保護者に対しての気持ち、いいことも悪いこともあって、最近は感情が疲弊してしまう。いじめの件数、それから不登校の件数が非常に増えている。不登校の方のことを報告しないといけない。そういう二次的な作業が非常に増えている」