円安で苦労も「続けたい」

一方、最近は円安などの影響で仕入れ価格が上がり、金額をあげざるを得なくなりました。
さらに、どこの施設へ行くにも移動は車のためガソリン価格の高騰が燃料費の増加につながっています。
ただ、利益が減ったとしても馬場さんはこの仕事を続けたいと話します。
大切にしているのは入居者との会話
販売会で馬場さんが最も大切にしていることが入居者との会話です。

大坪産業・婦人服販売課 馬場一郎課長「会話が日常的にほんの少しかもしれない。そういうところで私がお伺いして、会話の相手になればと思って、従事させてもらっています」

入居者「隔絶されてるじゃない、社会から。だからやっぱりこうして人に会えるのが魅力。おしゃべりなの。楽しいです。」
洋服の販売を通じて始まった交流。馬場さんは今後、全国の高齢者施設で移動販売を行うのが目標だということです。