最もし烈を極める外野手争いには、プロ7年目を迎えることし、外野手登録に変わった 中村奨成 も名乗りを上げています。去年、ファームではバットで結果を残し続けただけに、新たなポジションでレギュラー獲得を目指します。

ブルペンで気合十分だったのは、プロ2年目の 斉藤優汰 。第1クール序盤から連日、黒田博樹 球団アドバイザーがマンツーマンで指導していた期待の若手が、全投手最多の140球を投じました。

「テンポよく投げ進め、序盤にあったばらつきも最後には修正できた」と本人も納得の投球内容でした。

広島カープ 斉藤優汰 投手
「最初の方はコントロールがちょっと定まっていなかった部分はあるかなと思うんですけど、後半はだんだん、ある程度まとまってきたので、後半のようなコントロールで投げ続けられたらなと思います」

伊東平 アナウンサー
連日、やはりカープの若い選手たちのアピール合戦というところであったんですが、さらにきょう、新たなメンバーが加わったことで、明らかにもう一段階、その競争力が上がったのかなという印象がありました。

合流した中村奨成選手について新井監督は、やはり本人からバッティングを生かすために外野で勝負をさせてほしいということもありましたし、シーズン中にたくさんの試合を任せてもらえるようにこのキャンプでしっかりとアピールをしてほしいということでした。

この天福球場では本当に多くのアピールが続いたわけなんですが、6日は東光寺球場でも2軍のキャンプがスタートしています。