女子実業団駅伝の頂点を決めるクイーンズ駅伝。その予選にあたるプリンセス駅伝があさって、福岡で開催されます。上位16チームがクイーンズ駅伝への切符を手にすることができますが…東広島に拠点をおくダイソー女子駅伝部は2年連続17位。ことし3度目の正直なるか!?勝負のレースを前にチームを取材しました。
おととし4秒差、去年は36秒差で「17位」とクイーンズ駅伝に進出できる「16位」の壁を超えられず…2年連続で涙をのんだダイソー女子駅伝部。3年ぶりの予選突破へ。大事な大会を前の今月14日、オンラインふくめた全国のダイソー社員およそ350人による初めての大規模壮行会が開かれました。ステージ上で竹原さくら選手は「プリンセス駅伝では、ひとりひとりが自分の役割を果たし、チームとしての力をしっかり出し切っていきたいと思います」と語り、参加した社員は「ダイソーの会社の成長そのものみたいなものもありますので、娘のような感じもしつつ応援しています」とエールを送りました。
そして翌15日。福岡で開かれるプリンセス駅伝を前に東広島での最後の練習が行われました。去年、悔しさを味わった6人を中心とする選手たちも調整に余念はありません。
平村古都選手
「自分を信じてチームメイトも信じてしっかり持ってる力を発揮すれば良い結果がついてくるかなと思います」
加藤美咲選手
「夏から合宿も結構走り込めたし、本番に向けてしっかり調整して今年こそはクイーンズにいけるようにがんばりたい」
飯塚菜月選手
「このメンバーでダイソーを背負ってクイーンズに行きたいなっていう思いがあるので今年こそは行きたいなと思います」
そんな選手たちの姿に創部当初から駅伝部の指揮をとる岩本監督も手応えをにじませます。

岩本真弥監督
「調子はまあまあですね。悪くないんじゃないですか。一番大事なのは、彼女たちの気持ちが育ったかというのが大事ですから、気持ちで負けずにどんどん攻めていくレースをしたいですよね」

クイーンズ駅伝出場枠の16位以内に入るための鍵はずばり「先行逃げ切り」。女子駅伝の頂点への挑戦権をかけたレースは6区間42.195キロ。いよいよ19日(日)、号砲です。レースの模様は11時50分からRCCテレビで放送します。