□ コバエはどこからやってくる?


広島大学 統合生命科学研究科の千原崇裕教授。ハエを使った遺伝子研究が専門です。千原教授の研究室では、管理された環境でショウジョウバエを育成しています。千原教授にコバエはどこからわいて来るのか、聞きました。


千原崇裕教授
「ゼロのところからショウジョウバエが発生することありません。みなさんの体に付いて入ってくることもあるし、少しすき間が開いていて、そこからにおいにつられて入ってくることもあります。必ず何かきっかけがあるはずです」


コバエは、小さなすき間も通れるし、人についても入ってくる忍者のような存在でした。コバエが好むのは、発酵したアルコール系のにおい。つまり、生ごみを放置したにおいが大好物だそうです。


千原崇裕教授
「流しのまわりや湿度があるところなど、あと、生ゴミがあるようなところを好んで、そこでいわゆる『発生する』と言うんですけど、出てくることになります」


千原教授によりますと、ショウジョウバエのメスは、オスの精子を体の中にためられるため、一度、交尾したメスが1匹入ってきただけでも受精卵を産み続けることができるのだといいます。


千原崇裕教授
「本当にわずかなにおいでも遠くからハエは寄ってきて、卵を産みつけて、そこで繁殖することが可能になります。」