広島県庄原市で作られているチーズが、去年、「ワールド・チーズ・アワード2025」という世界最大のコンテストで、「スーパー・ゴールド」を受賞しました。地域の人と歴史が生んだといっても過言ではない、この特産品の生産現場を、取材しました。

北海道と見まがうようなポプラ並木が続くここは、庄原市七塚原高原。明治時代(1900年)に、日本で初めて国営の種牛牧場が設立された場所です。品種改良した牛を北海道をはじめ全国各地に送って酪農の礎を作った、とされています。

広島県立総合技術研究所 畜産技術センター河野幸雄センター長
「おそらく日本でもこの場所が一番早くチーズ作った場所だろうと思うんですね。その地で、そういう賞が取れたって、すごいことだと思いますね。わくわくしますね、ホントに」

午前5時。チーズ工房の前に止まったトラックには、ミルクのタンクが積まれています。

Q.いつもこの時間に取りに行かれて?
敷信村農吉 チーズ工房 積賀一輝リーダー
「そうです、そうです、毎朝5時10分過ぎぐらいにローリー回ってくるんで、そこで取りに行ってます」