青山高治キャスター
「このクマ出没予測システム、まだ開発段階ですが、世界初のシステムだそうです」

コメンテーター(特定非営利活動法人ひろしまジン大学代表理事)平尾順平さん
「まず、DNAやRNAがそんなに空気中に飛ぶものなんだと、そこから驚きです。これが日本で、クマだけを考えても、実際に稼働すれば、とても意味あるものになるでしょうし、イノシシやサル、他の動物においても、お互い遭遇しないことができれば、何とかなるところが出てくるかもしれない。すごく期待される技術ですよね」

中根夕希キャスター
「農作物への影響も大きいですし、人的被害も生じてしまっているので、それが未然に防げるのであれば、いろんな所で重宝されるシステムじゃないかなと思います」

青山キャスター
「システムとしては非常に分かりやすいと思うんですよね。空気中のDNAの量でどこにいるか判断する。これにプラスして、例えば監視カメラの映像と合わせれば、さらにデータとしても詳しくなっていくのでは」

青山キャスター
「実験が行われている安佐動物公園の西園でも10月に野生のツキノワグマが出没して閉鎖され、先週土曜日に見学再開となったばかりです」

青山キャスター
「西堀教授は「近い将来、クマの出没予測システムが実用化されたら『クマのDNAの分子量が基準よりも少なくなったから再開の判断となった』というふうに貢献できるようになりたい」と話しています」

中根キャスター
「明確な理由付けができそうですよね」

青山キャスター
「この世界初のクマ出没予測システム、ちょっと期待したいですね」