国際的な学術誌が認定「日本のコメディアンが発見」

中部地方で以前見つかった同じ特徴をもつハネカクシとも比較した結果、明らかに違う種類だとわかったため、「新種だと結論づけた」とする研究内容を論文にまとめました。

そして、ことし11月に入り、ニュージーランドの国際的な学術誌「ジャーナル・オブ・インセクト・バイオダイバーシティ」(「昆虫の多様性」誌)の電子版に千田さんの論文が発表され、新種発見が昆虫学の世界でも認められました。

論文和訳
「昆虫の名称は広島のテレビ局、RCCの「元就。」に由来する。日本のコメディアンの山根良顕さんが発見した」

「元就。」での “すたこら”中に、思わぬ大発見となったアンガールズの山根さんは次のようにコメントしています。

アンガールズ・山根良顕さんのコメント
「番組の中で一緒に発見した虫が、後世に残る事がとても嬉しいです。これからも広島の人達と共に、新種の虫だけではなく、街の新しい魅力を発見出来るように頑張っていきたいと思います!」(原文ママ)

山根さんの発見を世に出した比和自然科学博物館では、今後、新種「モトナリ」の企画展を開いて研究の成果を広く知ってほしいと意気込んでいます。

この比和町での虫探し。山に入ってわずか15分ほどでモトナリの発見にいたったそうです。