これは、「VOICEPROJECT 投票はあなたの声」というもの。去年秋に続く、2回目の活動で、今回はアクター編とカルチャー編の2本あります。22日の公示日にYouTubeで公開されました。その一部をご覧下さい。

アクター編(敬称略)

(北村匠海・24歳)「これは広告でも政府の放送でもなく」


(長澤まさみ・35歳)「私たちが私たちの意志で作った映像です」


(ムロツヨシ・46歳)「私たちの投票への思いを話します」


(池田エライザ・26歳)「若者は関心がないって言われてるけど、関心がある若者も実はたくさんいて」


(鈴木福・18歳)「いっぱい考えて『こうしたい』って思ってるけど言えない人たちもいっぱいいるだろうし」


(松本まりか・37歳)「意見なんてない方がいいんじゃないかとか、あの…あっても、『言わない』っていう文化になっていくと、本当に大事なことみたいなことを話せない、風通しが良くない社会になっちゃうんじゃないかなっていう」


(高良健吾・34歳)「面倒くさいから行かないっていう人もいれば、たぶんその1票の重みが怖くて行かない人もやっぱいると思う」


(松重豊・59歳)「本当に誰に投票したらいいのかわからないっていうことだって、あると思うんですよね」


(伊藤英明・46歳)「ホント恥ずかしいんですけど、成人して、2・3度…」


(松本まりか・37歳)「逆にこれだけ若者の投票率が今少ないんだから、じゃあこれが増えた時に、日本社会って絶対変わると思うんですよね」

カルチャー編(敬称略)

(ryuchell・26歳)「これは広告でも政府の放送でもなく」


(綾小路翔・46歳)「俺たちが俺たちの意志で作った映像です」


(小泉今日子・56歳)「私たちの投票への思いを話します」


(般若・43歳)「20代の時とかは全く行かなかったですね。いや、もう他人ごとでしょって思ってました」


(綾小路翔・46歳)「行かないっていうことが、一つの自分の意思表示だ、みたいな」
(塚本晋也・62歳)「かえってその、投票する方が無責任じゃないか、っていう風に思ってたんですね」


アクター編、カルチャー編、幅広いですね…。皆さん、自分たちが選挙に行ってなかったということを話しているのもおもしろいですね。

選挙に行くこと自体がカッコ悪いんじゃないかという若い時の思いみたいなのが吐露されたみたいで、素の意見だなと思いました。

この企画はそもそも、映像プロデューサーの菅原直太さん、映像作家の関根光才さん、プロデューサーの大越毅彦さんの3人が発起人となって、日本の投票率の低さをどうにかできないか、と去年秋始まったものなんです。総選挙前に、14人の俳優やミュージシャンが投票を呼び掛ける動画が話題になりました。今回はその倍近くとなる26人が参加していて、前回と同じく、自分の意志で、ノーギャラでの出演だということです。

さらにパワーアップしているのは、今年は、この出演者たちそれぞれのさらに深い思いを聞くことができる「ソロバージョン」を見ることができます。いろんなジャンルの方が、自分の言葉で話しているのが印象的です。


そこで、発起人で映像プロデューサーの菅原直太さんと大越毅彦さんのお2人に、今回の狙いを聞いてきました。