JR西日本などは、廃止する背景について、▽近年、健康増進志向が高まったこと、▽喫煙率が低下したことを挙げています。廃止されたあとの車内の喫煙ルームには、2024年春以降、順次非常用の飲料水を配備していくそうです。

例えば、災害などの緊急時に駅以外の場所で長時間停車する場合、利用客に配るなどの対応に充てたいとしています。

また、JR西日本では、壁などで仕切られていない新幹線の駅の喫煙コーナーもあわせて廃止します。広島県内の場合、東広島・三原・新尾道、3つの駅が対象です。仕切りがある広島駅・福山駅の喫煙コーナーはそのまま残すということです。