11日、行われた高校サッカーの広島県総体 決勝は、3連覇を狙う瀬戸内高校と初優勝を目指す広島国際学院が激突しました。

インターハイ予選 決勝 広域公園第1球技場 6月11日(日)
瀬戸内 vs. 広島国際学院

王者・瀬戸内に挑む去年ベスト4の広島国際学院。前半5分、瀬戸内がゴール前でつなぐと、13番・大田巧 の強烈なロングシュート。3連覇へ幸先よく先制点を奪います。

しかし、国際学院も負けじと反撃。エンドが代わった後半8分。ゴール前のこぼれ球に反応したのは、DF・岡田康誠 。同点に追いつきます。

その後、試合は延長までもつれますが、決着はつかず、PK戦に突入します。ここで、国際学院の守護神・片渕竣介 の読みがさえわたります。

1本目を止めると、全身を目いっぱい使って、2本連続セーブ。チームに勢いをつけるとその後、すべてのPKを決めた国際学院が、創部69年で初優勝です。