EU=ヨーロッパ連合のミシェル大統領が広島の平和公園を訪れ、「世界のリーダーは歴史を理解し、平和のために正しい結論を出すことを願う」とする声明を発表しました。
EUのミシェル大統領は原爆資料館を視察したあと、原爆慰霊碑に献花しました。
ミシェル大統領はロシアのウクライナ侵攻について、「恥ずべきことに、許しがたいことに、核兵器の使用に言及すらしている」と非難しました。さらに、「世界全体で核のリスクを危険なまでに高めている」と述べました。
EUミシェル大統領
「世界のリーダーたちは歴史を理解し、世界の平和、安全保障のために正しい結論を出すことを願っている」


このあと広島の被爆者と非公開で面会し、体験を聞きました。
面会した被爆者小倉桂子さん
「(ミシェル大統領は)ますます私たちは戦争回避のために働かないといけないし、ここに来て核の脅威がよくわかったと、そう話してくれた」


大統領の広島訪問は今回が初めてです。