寒波到来…「高野」と「八幡」どちらを取材するか

今シーズンの冬、二度の強烈な寒波に見舞われた広島…。ところで、寒波が予想されると、いつも頭を悩ませるのが、取材クルーをどこに派遣するかという問題です。

この冬、RCCでは、12月下旬のクリスマス寒波では庄原市高野へ、1月下旬の “10年に一度の強さ” と呼ばれた寒波では北広島町八幡をはじめとした芸北地域へ取材クルーを向かわせました。

今回のテーマは、「高野」と「八幡」、広島の冬を代表する2つのアメダス観測点をめぐる話題です。

小林康秀 キャスター
先日、RCCウェザーセンターに寄せられたある相談を紹介しましょう。以下の質問です。

青山高治 キャスター
確かに大雪になると、八幡の地名は積雪のときによく紹介されるけど、気温のイメージはあまりない気がします。

河村綾奈 キャスター
確かにそうですね。気温となるとイメージはありません。

岩永哲 気象予報士(RCCウェザーセンター)
やっぱり八幡は、みなさん、雪のイメージを持っています。広島県にある気象庁の観測点は全部で33地点。すべての地点で「降水量」を観測しています。一方で「気温」を測っているのは19地点だけなんです。

八幡は「降水量」と「積雪」のみですが、高野は「気温」も測っているので、八幡の人は、「アメダスに気温計をつけてくれたら…」という思いがあるようです。そのワケを現地で聞いてきました。