5月のG7広島サミットまで3か月を切りました。地元・広島選出の岸田総理大臣は、どんなリーダーシップを見せるのでしょうか。
こうした中、もう1人の ”岸田フミオ総理大臣” が広島市に…。サミットに向けた「視察」だということで取材しました。

岸田フミオ総理
「おはようございます。よろしくお願いいたします」
この日、RCCラジオに出演したこちらの男性―。

RCCラジオ「ごぜん様さま」 桑原しおりパーソナリティー
「総理大臣?に似せた人がいらっしゃいます」
岸田フミオ総理
「だーれだ? わたくし、第101代内閣総理大臣になりました、顔の長さだけが岸田フミオでございます」
岸田フミオ総理を演じるのは、舞台で活躍する「ザ・ニュースペーパー」のメンバー、浜田太一さん(58)です。

政治ネタをタブーなしで鋭く切って笑いに変える「ザ・ニュースペーパー」。ことし、結成35周年を迎える ”社会風刺コント集団” です。
小林康秀 キャスター
「総理、お帰りなさい」
岸田フミオ総理
「帰ってまいりました。広島に帰ってまいりました」
小林キャスター
「きょうは広島を回るとのこと。意図は?」
岸田フミオ総理
「これから行われる広島サミット、お客さま(各国首脳)がたくさん来ます。どこにご招待するか、それを下見してまいります」
小林キャスター
「下見…、いわゆる視察ですか?」
岸田フミオ総理
「そうです。本人が回ります」
岸田フミオ総理
「おはようございます。岸田フミオでございます」

舞台で使う映像を撮影するため、メンバーと一緒に広島市内を回る浜田さん…。”聞く力” を発揮するため、こちらも忘れません。

岸田フミオ総理
「えー、きょうもわたくし、ちゃんと “岸田ノート” を持っております。これはですね、国民のみなさんのご意見を聞かせていただいております。で、聞くだけです。何をするかはわかりません。検討します!」
広島城をながめる岸田フミオ総理
「温かみのある広島じゃありませんか」