広島・三次市で幼少期を過ごした人形作家の 辻村寿三郎 さんが亡くなりました。89歳でした。

辻村さんは、22歳で上京するまでの10年間を三次市で過ごしました。その三次市には2013年に辻村寿三郎人形館がオープンし、作品が展示されています。

人形館などによりますと、辻村さんは幼い頃から趣味だった人形制作で東京を中心に活動し、テレビ番組などでも注目されました。その後、数々の創作人形の制作や舞台衣装のデザインなどでも活躍しました。

体調を崩した2016年からは三次市に戻っていました。療養を続けていましたが、今月5日、心不全で亡くなりました。葬儀は近親者で営まれたということです。