広島はわたしたちを育ててくれた…
まなみ
「15年間のはじめから地元・広島は、わたしたちを見てきて育ててくれた街なので、特別な思いはありますし、心から応援してくれる人たちがいたからこそ、わたしたちの今がある」

みのり
「ライブって楽しいんだよってことを、集まってくれたみんなに一番に感じてほしいって思いが強い。しっかり、そのためには自分たちがまずは楽しんで、楽しいパワーを届けられたら」

りさ
「アステールプラザ大ホールは、わたしたち3人がもともと、アクターズスクール広島で出会って、そのときから発表会で何度も立たせてもらったステージで、そこに3人で立てるのは夢の1つ。来てくれたみなさんと一緒に、きょう楽しかったな、来てよかったなと思ってもらえる時間を過ごしたい」

会場は、ほぼ満席となりました。ムネキングさんは「まなみさん側」だという、左側の2列目の席に座れたようです。

およそ1000人のファンの拍手が沸き起こり、ライブが始まりました。アップテンポな「ORION」が披露されると、着席していても自然と手が上がります。振りつけが定番の曲では、激しいレーザービームと炎の演出で大盛り上がり。ムネキングさんも腕を振って踊ります。

みのり
「15年続けてきていると、楽しいときばかりじゃなくて、もちろん辛いとき、苦しい時期もたくさんありました。でも、どんなときにも『おかえり』って待ってくれる広島って場所があったから、わたしたちはずっと強くいられました。最後のその日まで広島のまなみのりさとして、3人で全力で走り切ります」

まなみのりさとファンたちの15年が詰まった2時間15分のライブは、全23曲で幕を閉じました。
ムネキングさん
「きっちり泣いてしまいましたよ。ダメでしたね。抑えられんかったです」
記者
「メンバーもお見送りしていましたね」
ムネキングさん
「うれしそうな顔していましたよ。ぼくもうれしいですけど(笑)。このあとは特典会に並んで、感謝を伝えときます。並んできます。最後尾の方ですよ、今から行ったら(笑)」

【スタジオ】
青山
「みのりさんもMCの中で言われていましたけど、つらいとき、苦しいときもたくさんあって、3人で一生懸命考えて、いろいろ決断して続けてきたこの15年だったからこそ、思いがしっかりファンに届いているんでしょうね」
コメンテーター 清水浩司さん
「3人だけじゃなく、お客さん、ファンとも歩んできた15年だったんだろうなと。彼女たちの青春は、きっと見てきた人たちの青春とも重なるから、こういう時間をラストに向けて迎えられているんだろうなと、すごくジーンときました」
河村綾奈 アナウンサー
「わたしは同世代なんですが、学生時代からの15年は本当に長いし、すごいことだと思います。もちろん解散は寂しいですけど、こういう形の解散発表から最後の日を迎えられるっていうのは、ファンのみなさんにとってもアイドルのみなさんにとっても幸せなのでは」
小林
「長らくのファンの人もいれば、コロナ禍で “推し” を見つけた人もいるだろうが、総じて、推しのあるみなさんは幸せそう。また、まなみのりさの今回のライブの最後には、解散までに全国ツアーを行うことが発表されたそうです」