特殊詐欺事件の指示役とみられる暴力団組員の男が逮捕された事件で、広島県警は11日、広島市南区の指定暴力団共政会の本部を家宅捜索しました。

広島県警は特殊詐欺の指示役としていたとして詐欺の疑いで、共政会正木組の組員、西川恒平容疑者(43)を逮捕・送検しています。

警察によりますと、西川容疑者は他の複数人と、去年2月、息子になりすまして90代の女性から、現金100万円をだましとった疑いが持たれています。

西川容疑者は受け子や回収役を指示する役割だったとみられています。

警察の調べに対し、西川容疑者は、「何も知りませんとしか言えません」と容疑を否認しています。

また、西川容疑者が共政会本部とも関わりがあったみて、警察は11日、捜査員約50人態勢で、共政会の本部を家宅捜索しました。共政会本部への家宅捜索はおよそ3年ぶりです。

警察は、特殊詐欺が正木組の資金源になっていた可能性があるとみて捜査。さらに共政会本部への資金の流れや組織的な関与の有無などを調べています。