アメリカ軍がイランに対し、2日連続で攻撃を行いました。イラン側も中東のアメリカ軍が駐留する基地などを攻撃したほか、ホルムズ海峡の封鎖を宣言しました。

アメリカ中央軍は10日、日本時間午前6時すぎからイランに対する新たな攻撃を開始したと明らかにしました。

トランプ大統領の指示による「自衛のための攻撃」だとしたうえで、「イランによる不当で継続的な攻撃に対する措置だ」と主張しています。アメリカ中央軍はイランの通信システムや防空施設を標的にしたとし、さきほど今回の攻撃は「完了した」と発表しました。

攻撃に先立ち、トランプ氏はイランとの戦闘終結に向けた交渉が停滞していることを理由にこう表明していました。

アメリカ トランプ大統領
「我々はきのうイランを激しく攻撃したが、きょうも激しく攻撃する」

アメリカ中央軍は9日にもヘリコプターが撃墜されたことへの報復として、イランの防空施設などを攻撃していて、攻撃は2日連続となります。

「FOXニュース」によりますと、トランプ氏は攻撃開始後、電話取材に応じ、イランがアメリカとの合意文書に署名しなければ11日も攻撃を行う意向を示したということです。

一方、今回の攻撃を受け、イラン軍事当局はすべての船舶を対象にホルムズ海峡の封鎖を宣言しました。いかなる通航であっても標的になるとしています。

また、イラン国営テレビは革命防衛隊やイラン軍がクウェートやバーレーンにあるアメリカ軍が駐留する基地や、アメリカ海軍司令部を攻撃したとしています。これに対し、アメリカ中央軍はホルムズ海峡の封鎖について「商船は航行し続けている」と否定しています。