現天守の復元は1958年 「復興博覧会」で
イベントの終了とともに解体された模擬天守でしたが、1958年「復興博覧会」を機に、鉄筋コンクリート造の5階建てで復元されました。

復元の決定から博覧会の開催まではたったの10か月だったそうです。高さ39メートルの天守は、当時、周囲の建物よりひときわ高い建築物でした。

3年後の1961年にはRCCの現社屋がお堀の外に完成。1970年代には基町高層アパートが建設されるなど、変わりゆく街並みを見守ってきました。
この現天守、本田さんは「破風(はふ)」と呼ばれる三角形の屋根の配置の違いが、お気に入りだといいます。

学芸員 本田美和子さん
「広島城のお堀に遊覧船が浮かんでいるのですが、遊覧船で進んでいくと、みるみる見栄えが変わっていくので、楽しんでいただければと思います」
広島城遊覧船は閉城後も運航を継続しますが、天守には老朽化や耐震性の問題からいよいよ閉城し、中に入ることはできなくなります。



































