新潟県では記録的な大雪となり2日以上にわたって、大規模な立ち往生が起きましたが、過去には同じようなことが中国地方でも起こっています。

鳥取県の国道9号で2011年1月に起きたケースでは、雪で動けなくなった車両の数は1000台に達しました。短時間で一気に積雪が増えると、危険度が一気に高まります。中国地方整備局は不要不急の外出は控えるよう呼びかけています。

一方、中国山地の標高の高い場所以外でも、加計など芸北地域の市街地で50センチ前後の降雪となるほか、備北の市街地や南部の内陸でも10から30センチ程度、広島市郊外の安佐北区や安佐南区、佐伯区などでも10~20センチ程度降って広く積雪するおそれがあります。

今週はじめの雪では、広島市郊外などで路面が多少白くなった程度の地域でも、ノーマルタイヤの車が坂をのぼれずに立ち往生して渋滞を引き起こしたケースが相次ぎました。

今回の雪は前回よりも量が多くなる予想です。くれぐれもノーマルタイヤでの移動は控えてください。

金曜の朝は、沿岸部でも特に広島市中心部など県の南西部では多少雪が積もる可能性があります。交通機関が大きく乱れることが予想されます。今後も最新の大雪情報の確認をお願いします。