□ 暖房の使い方で節電
冬の家庭の電気使用のうち32%余りを占め、最も高い割合となっているのが暖房です。

重ね着をして、エアコンの設定温度を22℃から20℃に下げた場合、電気の削減率は2.7%と効果があります。

□ 冷蔵庫だって…
冷蔵庫でも節電はできます。扉を開ける時間を減らし、設定を「強」から「中」にすることで削減率1.5%。

□ 暖気を逃がすな
部屋の暖かい空気を逃さないように窓に掛けるカーテンを厚手にすることも節電につながります。削減率は0.8%。

身近なところでこつこつと…。小さな積み重ねが、懐具合を助けます。

最後に、政府が補助金で後押しする節電キャンペーンについて経済産業局に聞きました。

節電でポイントが還元されます。

中国経済産業局 電力・ガス事業課 矢田照雄 課長
「具体的には各小売事業者等が提供します『節電プログラム』に12月31日までに登録していただきます。そうすることによって、参加特典として一般のご家庭では2000円相当のポイントなりですね、付与されるということになります」

この参加特典に加えて、節電実績に応じた達成特典もあります。

矢田照雄 課長
「12月から3月の間、前年の同月比で3%以上削減をしていただいた方には、月ごとで1000円相当の対価を支払うというメニューも用意しております」

日ごとに募る冬の寒さ、家計のためにもエネルギーの確保のためにも1人ひとりの「節電意識」が問われます。

― 節電のポイント付与については政府の補助事業のほかにそれぞれの小売事業者独自の特典もありますので、契約している会社に確かめることをお薦めします。いろいろと節電は考えていきたいが、無理のない範囲でやっていく…。これも大事なことかと思います。