お賽銭と二拝二拍手一拝のマナー
そして、いざ拝殿へ。ポイントは「お賽銭の入れ方」と「お辞儀と拍手の回数」です。バブルの頃は、硬貨やお札がお賽銭箱へ景気よく投げ込まれる様子がテレビに映ったこともありますが…金額はいくらがいいのでしょうか?
「金額がいくらじゃないといけない、というルールはありません。お気持ちが大切だと思います。ご縁(5円)、いいご縁(115円)という語呂に合わせる方もいると聞きます。このご時世、小銭を持ち歩くことが少なくなっていると思いますが、語呂合わせを意識される方は、ぜひ5円玉を忘れないようにしてください」
広島護国神社の場合、拝殿に鈴はありません。お賽銭を済ませたら、いよいよ「二拝二拍手一拝(にはい・にはくしゅ・いっぱい)」です。
(1)2回深くお辞儀をする
(2)胸の高さで2回手を打つ
(3)手を合わせたまま祈る
(4)1回深くお辞儀をする

祈る内容は、どんなことを心に浮かべたらいいのでしょうか?
「神様にまずはご挨拶です。自己紹介をして、昨年はありがとうございましたと1年間の感謝を伝えます。そして願い事をひとつ、真剣に伝えるといいでしょう」
後ろに並ぶたくさんの人の列が気になり、長く祈っているわけにはいかないかもしれません。それでも問題はないのでしょうか?
「別途、ご祈願を申し込んでいただくこともできます。お守りや破魔矢をお求めいただいたり、おみくじを引いていただいたり。お参りいただいたみなさんそれぞれのやり方で、思い新たに新年を迎えていただけたらありがたいです」


































