来月には、成人式の会場としても利用されるエディオンピースウイング広島で、テロに備えた大規模訓練が初めて行われました。
最大2万8500人を収容できるエディオンピースウイング広島で行われた、今回の訓練。「3階トイレ付近で人が倒れ、異臭が発生している」という想定で行われました。警察や消防のほか、サンフレッチェ広島の職員や地元小学生などおよそ230人が参加しました。
警察と消防は、負傷者の救助や危険物処理などの訓練にあたり、サンフレッチェ職員らは誘導経路を確認しました。

エディオンピースウイング広島・伊名弘一所長
「満員の観客が入っているときにこれだけスムーズに誘導できるかなとか、安心安全な施設運営に向けて職員がもっと意識を高めないといけないねって」
広島中央警察署警備課長・福光信也さん
「避難をするのにどのように安全に誘導するかが一番なので、そこが確認できたことが大変価値があったかなと思っております」
警察では、「今後も様々な大規模集客施設で訓練を重ねていきたい」としています。


































