18日夜から19日朝にかけ、広島県内で火事が相次ぎ、1人が死亡しました。

火事があったのは、呉市焼山東の木造2階建ての住宅です。警察と消防によりますと、18日午後9時半ごろ、「家が燃えている」と通報がありました。消防車7台が出動し、火は1時間あまりでほぼ消し止められましたが、住宅は全焼しました。この家に1人で住む30代の男性は、避難して無事で、けが人はいなかったということです。

記者
「実況見分が行われているこちらの住宅は、外壁の一部を残してほぼ全てが焼けてしまっています」

また、19日午前4時15分ごろには、広島市安芸区中野東で、木造平屋建ての住宅が全焼する火事がありました。

近所の人
「朝起きると焦げ臭い匂いがしたので、ドア開けると火の粉が飛んでくる状態に手を付けられない状態でした」

消防車9台が出動し、火は約2時間半後に消し止められましたが、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。この家に住む70代の男性と連絡がとれていないということで、警察は身元の確認を急ぐとともに、火事の詳しい原因を調べています。