医療機関を受診するときに必要となる「健康保険証」が、2日からマイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に移行しました。「マイナ保険証」で受診した人たちや、医療機関などの対応を取材しました。
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病院スタッフ
「マイナンバーカードお願いします」
広島市の小児科。
カードリーダーに読み込ませるのは「マイナ保険証」です。従来の「健康保険証」は1日で有効期限満了となり、2日から、受診する場合は▽マイナンバーカードに保険証の機能を紐付けた「マイナ保険証」か▽健保組合などから発行される「資格確認書」が必要です。
受診した子どもの親
「結構前からマイナ保健証しか使ってないので」
「間違って健康保険証を出しそうになってマイナ保険証を思い出して出し直しました」
「移行でちょっと焦っています。下の子は2歳でまだ写真も撮れなくてマイナンバーカードを作っていないので」
ただ暫定措置として期限切れの保険証も来年3月末までは使えます。こちらの小児科では、既に患者の4割が「マイナ保険証」を使っていたということで、手際よく受け付けが行われました。
病院スタッフ
「今までは保険証でもよかった。これからはもう『マイナンバーで』と言わないと。保険証が使えなくなるので」
小児科さとうクリニック 佐藤 貴 院長
「これから先もデジタルが色々入ってきますが、トラブルがあったときに大変になる。そういったことが起こらないよう願うばかりです」
広島市民(80代)
「マイナンバー持っています」
広島市民(80代)
「私はどうも嫌い。やっぱり暗証番号とかよく忘れたりしたら、もうダメになるんよね」
広島市民(50代)
「あまり病院に行くことがないので、この間、初めてマイナ保険証を使いました。使い方がわからなくて聞きましたけれど。でも別に困ることはなかったです」
広島市民(20代)
「マイナ保険証に切り替えていません。メリットがわからないから。資格確認証がもう届いてるので、それでやっていきます」


































