広島市の高校で大阪市の小学生を招いて被爆体験や平和の思いをつないでいく集会が、このほど開かれました。

「原爆は物語じゃない」

「94歳になります。原爆で遭って80年生きてきました」。13歳のときに被爆した河田和子さん(94)。広島皆実高校(広島・南区)で11月、修学旅行で訪れた大阪市立平野小学校の6年生115人に、語りかけました。

「80年前に起きた8月6日の体験は、今になっては物語かもしれない。でもそうじゃないんです。 だから、皆さんにも是非ですね、想像力を働かせていただいて共感していただきたい」