所有者が不明の「盛り土」で倒れていた「保安林」の看板…
さらに、この盛り土のすぐそばからは「土砂流出防備保安林」の看板が見つかっています。

岡本幸記者
「土砂流出防備保安林とあります。広島県が定めた保安林の印。ここの土砂は、みごとに流出してしまっています」
保安林は、本来、開発や埋め立てが規制されています。
近隣住民 今中康昭さん
「こっからこっちはもう保安林ですから、開発できないんですから」

近隣の住民の中には、複数の住民で所有していた保安林が、いつのまにか盛り土にされてしまった、と訴える人もいます。
盛り土の崩落防止対策は、本来その所有者の責任ですが、特定されない中、広島市は、今年度中に工事を実施する方針です。
並行して、市は、
▼施工者や地権者を特定するための調査と
▼盛り土が保安林にあたるのかどうかの確認を
初めて関係者の現地立ち合いの上で実施するということです。


































