閉鎖後はメガソーラーへ? 送られてきた解雇予告通知

現在の運営会社は、今年3月、福岡市にある電力会社に条件付きの所有権移転仮登記を済ませていて、ゴルフ場はメガソーラーに転用される見込みです。

電力会社の提案書には、ゴルフ場全体の面積(191万㎡)のうち2割弱(34万㎡)のコース内にソーラーパネルを設置し、コースの外の樹木は伐採せずに残す、と記載されています。

ここで懸念されているのは、(1)従業員の雇用の問題(2)利用者の会員権の問題そして(3)環境への影響についてという3つのポイントです。

ポイント(1)従業員の雇用
まずは雇用の問題です。契約社員15人については、今後の契約は更新されず、正社員7人については、閉鎖予定日の1カ月前となる先週末、解雇予告が通知されました。

ポイント(2)利用者の会員権
会員権については、運営会社は、HPなどで退会を呼びかけ、預託金を返還するとしています。しかし、半数以上の会員が※会員約370人ゴルフ場の継続を希望しているとみられます。

ゴルフ場利用者は…
「きれいやし、安いし、コースもええから皆人気があるんよ。夏なんか特に、涼しいけ」
「空気もええし、景色もええし、安いのが一番」
「(閉鎖は)残念だな、思うて。太陽光はやめてほしい、できれば」
「初心者でうまくないですけど、割とゆったり回らせてもらえる、焦らないで大丈夫なところが好きです」
「結構難しいんですよ。難しいところがいい。だから是非、残してほしいですね」