カキの大量死は9月下旬から10月上旬に発生か

猛暑の影響で成長が遅れ、解禁日が3週間近くずれ込んだことしのカキ。異変は成長の遅れだけではありませんでした。

県によりますと、カキの大量死は9月下旬から10月上旬の短期間に起きたといいます。いまのところ被害が確認できたのは、呉市より東の県中部と東部の海域で、7割から9割が死ぬという深刻な状況です。

県は原因は、猛暑で海水が高温になる「高水温」と雨が少なく海水の塩分濃度が高い「高塩分」の環境にさらされたためと推定しています。