シルバーウィークの鍵は「国民の休日」

来年2026年のカレンダーに、旅行や帰省の計画が立てやすくなる嬉しい知らせがあります。

春のゴールデンウィークに加えて、秋の大型連休いわゆる「シルバーウィーク」11年ぶりに復活する見通しです。9月の祝日の並びによって運が良ければ出現する大型連休のことです。

連休が成立するかどうかは、「敬老の日」と「秋分の日」の位置関係が大きく関係します。

例えば、2025年の9月を見ると、15日が第3月曜日で敬老の日でしたが、23日の秋分の日とは離れていて、残念ながら大型連休は成立しませんでした。

一方、2026年9月は「国民の祝日に関する法律」に基づき、祝日(21日の敬老の日)と祝日(23日の秋分の日)の間に挟まれ22日が「国民の休日」として休日に切り替わります。これにより、土曜日から水曜日までの最大5連休のシルバーウィークが出現することになります。

シルバーウィークの復活だけでなく、来年2026年は春のゴールデンウィークもカレンダーの並びが良く、5連休となります。2025年のGWが4連休だったことを考えると、2026年は春と秋に5連休がやってくる、非常に恵まれた年だと言えます。

実は、春と秋に2回も5連休が訪れる年は、2026年の次にカレンダーの並びが良い2032年までないとみられています。手帳やカレンダーをめくりながら、春と秋の大型連休の予定を考えるのも、今から楽しみですね。