アストラムラインの延伸計画がもたらす環境への影響について、地域住民への説明会が開かれました。

広域公園前駅から西広島駅までの約7.1kmを2036年頃に延伸する予定のアストラムライン。昨夜は、工事中や開通後の環境への影響について説明会が開かれ、地域住民およそ70人が参加しました。

市は、工事中や開通後の運転による振動や騒音なども低減されているほか、トンネル部分の掘削による地盤沈下は起こらないと説明しました。

延伸区間沿線の事業所に勤務する人
「基準値より低いから大丈夫、大丈夫。全部そうでしたよね。(市の)対応がどうなのかなというのが正直なところ」

延伸区間沿線の住民
「移らなくてはならない立場としたら、もうちょっと早めに具体的な計画が知りたい」

広島市 交通施設整備部 村上努 担当課長
「(住民に)不安があるというのは十分感じましたので、引き続き丁寧な対応を心がけていきたい」

市は、沿線の小学校で29日まで説明会を開催します。