11日夜から12日朝にかけて、県内には発達した雨雲がかかり、大雨になりました。

秋雨前線に暖かく湿った空気が流れ込む影響で、11日夜から広島県内には断続的に発達した雨雲がかかりました。

神石高原町油木で1時間に64.5ミリの非常に激しい雨が降ったほか、広島市中区で32.5ミリの激しい雨が降るなどしました。(※油木は9月観測史上最大)

土砂災害の危険度が急速に高まったため、県内14の市町に「土砂災害警戒情報」が発表されました。午前9時現在も、広島市の一部地域に避難指示が出ています。

このあとも停滞する前線や湿った空気などの影響で、雲が広がりやすく、激しい雨や雷雨になるところがある見込みです。

土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒してください。

交通への影響です。

JRの在来線は、山陽線の横川から岩国の間などで始発から運転を見合わせています。山陽線の運転再開は早くとも午前11時以降の予定です。

山陽新幹線は、始発から通常通り運転しています。

空の便は、11日の東京の悪天候でダイヤの乱れが続いていて、全日空と日本航空の羽田行き5便が欠航となっています。