覚醒剤や大麻を営利目的で所持したとして、52歳の男が中国四国厚生局麻薬取締部に逮捕されました。

覚醒剤取締法と麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、安佐南区長束に住む無職・清水博之容疑者(52)です。麻薬取締部は8月19日、清水容疑者の自宅近くの関係先を捜索し、覚醒剤およそ16.4グラムや大麻8.5グラム、未使用の注射器467本などを発見、押収しました。清水容疑者は1年ほど前から広島市内を中心に対面で覚醒剤を密売し、200万円の利益を得ていたとみられています。
調べに対し清水容疑者は、覚醒剤の営利目的所持について容疑を認める一方、大麻については「欲しい人がいれば無料であげるつもりだった」と否認しているということです。
中国四国厚生局麻薬取締部での覚醒剤の押収量としては過去3年で最も多く、大麻も合わせた末端価格はあわせて100万円にのぼるということです。