「春日井市」のゴミ袋がなぜ広島に? 調べてみると全国から・・・
「春日井市」とあるのは、愛知県春日井市のこと。
市の担当者によると、2007年から導入されている「家庭用燃やせるゴミ」の指定袋で、本来は黄色ですが、色が褪せたのではないか、ということでした。

公開された資料によると、上安最終処分場には、広島県内のゴミだけでなく、県外からも持ち込まれていることがわかります。

その範囲は、おととし1年間だけでも、東は茨城県から西は福岡県まで、23都府県に及びます。
そして実は広島県は全国有数の「ゴミ埋め立て県」であることが分かりました。
環境省の担当者は-
環境省 産業廃棄物担当 浅利達郎参事官補佐
「広島県の安定型最終処分場の設置許可件数は、55件になっておりまして、こちらは全国で3番目に多い状況になっています」

環境省の最新のまとめ(2022年度実績)によりますと、安定型の最終処分場の設置件数は、北海道が153件と最も多く、ついで山口県、そして広島県には55件あります。
ところが、あとどれくらい埋め立てられるかという見方をすると…?
環境省 産業廃棄物担当 浅利達郎参事官補佐
「安定型最終処分場の残存容量は、全国で約6600万立方メートルでございまして、最も多い都道府県は広島県で、約860万立方メートルになります」