9月に開催される世界陸上・東京大会の出場権をかけた日本選手権で広島県勢が活躍しました。

世界陸上の舞台にもなる国立競技場で開催された日本選手権。

男子走高跳では広島市出身の真野友博がビッグジャンプを見せます。

真野友博選手

2メートル29の高さを出場選手唯一成功させ優勝。

3年ぶり3度目の日本選手権のタイトルを獲得し世界陸上出場へ大きく前進しました。

女子100メートルの決勝には広島皆実高校の松本真奈が出場。

松本真奈選手(広島皆実高校)



日本最速女子を決める真剣勝負。前半は遅れをとりますが強みである後半の追い上げはトップ選手にも通用しました。

11秒67のタイムで大学生以下の最高順位5位に輝き今月広島で開催されるインターハイに弾みを付けました。

男子110メートルハードルでは広島を拠点とする野本周成が出場。

野本周成選手

広島出身のゼンリン高山と並んで走り世界陸上の出場枠残り1つを争います。

結果は参加標準記録を突破している野本が1位と0秒01差の13秒23でゴール。

2位に入り世界陸上の出場権を獲得しました。

女子100mハードルには府中町出身で広島が拠点の福部真子が出場。

福部真子選手

準決勝では大会タイ記録の12秒75でトップ通過した福部が去年秋から断続的に発熱があり思うような調整ができない中、なんとか状態をあげ12秒93の3位でゴール。

8月中の世界陸上の参加標準記録の突破を目指し、出場権獲得を視野に入れます。

福部真子
「きのう6日の準決勝の走り的には12秒5の中盤が見えてきた。手応えを感じたので焦らず8月に記録を狙っていきたいし、上手く菊池病と向き合っているので上手にやっていけたら」