けさ(16日)の県内は南西部を中心に雨が降っている所があります。夜中も気温が下がらず、けさの最低気温は22~24℃くらいで湿度も高く、かなりムシッとした朝となっています。寝苦しさで寝不足の方もいるかもしれません。

きょうは東シナ海からのびる梅雨前線と日本海を東へと進む低気圧からのびる前線がこんやにかけて一つとなり、西日本付近を寒冷前線が通過します。前線にむかって暖かく湿った空気の流れ込みが強まるため、きょうの県内は大気の状態が不安定となるでしょう。

昼間は全般に曇り空ですが、一部では気まぐれな雨が降る所があるでしょう。特に前線が近づく夕方以降は、県内でも雷雲が発達するおそれがあります。局地的に雷を伴った強い雨がザッと降ったり、突風が吹いたりする所が出てくる可能性がありますので空模様の変化にはご注意ください。気象レーダーなどをうまく活用してください。

きょうは熱中症には要警戒です。最高気温は各地で30℃を超える真夏日となる予想で、南から暖かく湿った空気が流れ込むため湿度も高く、かなり蒸し暑いでしょう。
環境省が発表している熱中症の危険度予想をみると、府中市では5段階の危険度のうち最も高いレベルの「危険」となっているほか、県内の多くの地点で、上から2番目に危険度が高い「厳重警戒」となっています。こまめな水分補給や適切に冷房を使うなど熱中症には警戒してください。