基準値の6倍のアルコールを身体に保有した状態で普通乗用車を運転したとして、広島県警は15日、広島県福山市瀬戸町地頭分に住む無職の男(45)を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕しました。
警察によりますと、男は15日午前6時15分ごろ、福山市沖野上町6丁目の市道で、呼気1リットルあたり0.9mg(基準値:0.15mg/l)のアルコールを身体に保有し、酒気を帯びて普通乗用車を運転した疑いが持たれています。
警察の調べに対し、男は「酒は抜けていると思っていた」と容疑を否認しているということです。
男が現場近くの店舗の駐車場で物損事故を起こし、その事故関係者からの「当て逃げをされた」旨の110番通報で事件が発覚しました。
その後、駆け付けた警察官が、事故現場に戻ってきた男を現行犯逮捕したということです。
男が運転していた車には同乗者が1人いたということで、警察はこの同乗者からも話を聞くなど、事件の詳しいいきさつを調べています。