広島県内企業の4月の倒産件数は17件で、2ヶ月ぶりに前の月を上回ったことが民間調査会社の調べでわかりました。
帝国データバンク広島支店によりますと、先月の県内の企業倒産は17件で先月より5件増えました。負債総額は16億200万円、4ヶ月ぶりに前年同月を上回りました。

業種別で最も多かったのは「建設」で6件。いずれも資本金5000万円未満の中小企業で原因は「販売不振」となっています。
帝国データバンクでは「トランプ政権誕生で輸出産業を中心に影響が出始めている。また、人手不足や物価上昇も長期化していて、零細・小規模企業を中心に倒産が増加する可能性は確実に高まっている」としています。