自転車ロードレースのプロチーム、ヴィクトワール広島が、国内最高のJプロツアーで3連勝を飾る快挙を達成しました。

レース実況「エリオット・シュルツが駆けている。オレンジのエリオット・シュルツだ!後ろでルーベンもかけている、エリオット・シュルツだ、エリオット・シュルツ、なんと2連勝!!」

大接戦となったゴール前、どちらが勝ったのかわからない状況が続き、長い判定の結果…。

孫崎大樹「You Win!」

きのう、サクラが満開の群馬県で行われたのは、Jプロツアーの中でもポイントが高い東日本ロードクラシック。起伏の激しい6キロのコースを25周、計150キロを走る過酷なレースです。

ヴィクトワール広島は攻撃的なレースを展開。17周を過ぎると孫崎とシュルツを含む12人の強力な選手による逃げ集団が形成されます。

最後は3人に絞られ、先週のデビュー戦で優勝したシュルツがここでも力を発揮し、見事連覇を飾りました。シュルツは逆転で個人ランキング首位に浮上、トップの選手に与えられるリーダージャージを獲得しました。

エリオット・シュルツ「ありがとう、まずはホッとしているのが一番です。チームの働きも良いですし勝ててホントに嬉しいです」

西村大輝監督「各選手、調子が良くて、勝ったエリオット選手が強いのはもちろんなんですけど、チームとしてしっかり機能して、その上で勝ったレースなので、監督としてみていて頼もしい限りですし、嬉しいですね」

ヴィクトワール広島は目標とする年間5勝まであと1勝と迫る好調さで、チームランキングも2位をキープと絶好調です。5月は大きなレースが続きます。