シリーズ「進化するマチ広島」として、新しい広島駅ビルについて連日お伝えしていますが、広島駅に乗り入れる広島電鉄のレールも、新しい広島駅に搬入されました。着々と進んでいるなと感じます。3月3日の遅い時間に行われました。そしてきょう3月4日、広島駅で新たな動きがありました。JR広島駅南口の新しいタクシーエリアが4年ぶりに完成し、利用開始を前に報道公開されました。

小林康秀キャスター
「以前は2台ほどしか停まれなかった仮設のタクシー乗り場でしたが、ようやくミナモア1階に新しいタクシープールが完成しました」

建設が進む新しい広島駅ビル「ミナモア」の1階に、タクシーエリアが完成しました。以前とほぼ同じ、広島駅南口の東側で、広さは3500平方メートルと以前とほぼ同じ広さです。

小林康秀キャスター
「新しいタクシー乗り場です。以前のタクシー乗り場と同じように2列になっていて、同時に2台のタクシーに乗り込む事ができます。こちらのポールの向こう側に並ぶ訳ですが、このポールは、マツダスタジアムに近いということで、カープのヘルメット・赤色をイメージしたポールとのこと。そして点字ブロックには、赤いラインが敷かれていて、マツダスタジアムに歩いていく人はこれを目印にまっすぐ進んでいくことになります」

タクシー降り場は同時に3台停められます。そして54台のタクシーが待機することができます。その上には42台のファンが据え付けられ、センサーで排気ガスを送り出すようにしています。

広島駅南口タクシーエリアは、駅ビルの工事に伴い、2021年1月から閉鎖し、待機台数の少ない仮設乗降場で対応していました。以前との大きな違いは、タクシーエリアすべてが屋根で覆われていることです。

広島市広島駅南口整備担当有木健一郎課長
「雨の影響もなく、待っていただいたり、降りる時も雨風の影響なく利用していただけるものと思っております」

新しい広島駅南口のタクシーエリアは、8日午前2時から利用が開始されます。

タクシーエリアの場所は広島駅南口の東側です。イメージパースでいうと右側の駅ビル1階です。位置としては以前あった場所と変わりません。

地図のようにタクシーは矢印に沿って入り降車。タクシー利用者は地図の上にある乗り場で乗車し矢印にそって出ていきます。この出口に新しい信号ができます。

最後にミナモアオープンまでの今後の予定です。3月21日22日ミナモアがプレオープン、3月24日がグランドオープンです。